今日は、通常のリーグ戦(赤なし、一発裏あり)のほかに
一発、赤、裏なし
で対戦を行いました。
このルールは赤ドラが存在しなかった頃に一般的だったもので
現在は、プロ団体リーグ戦の一部で用いられる程度です。
雀荘はもちろん、ネットといった、
プロリーグ以外でこのルールを採用しているのを見たことすらありません。
では、なぜこの時代に
実用性の乏しいこのルールで対戦を行ったのか。
理由を一言でいえば、
「一歩深く考えて、麻雀を打てるようになってほしいから」
です。
一発赤裏なしだと、他ルールに比べリーチがあまり強くありません。
ドラが少ないぶん「1000点」の重みもかわり、
供託に支払う1000点すらもリーチ判断の、ひとつの重要な判断要素となりえます。
今回はリーチ判断を例に出しましたが、
一発赤裏なしだと
ほかにも、役牌やドラなどそれぞれの牌が持つ特性が色濃く反映されます。
現代の麻雀は、リーチが有利となっているため、
即リーが優れた戦略となりやすいですが、
「一発赤裏無し」の場合では、そういった通常のセオリーが通用しづらいです。
「個々の状況に応じて、踏みとどまって考えてみる」
ということをしてほしい、意図があったわけなんです。
きっとこれだけルールが違うと、
序盤にどうやって手を進めていくか、ということも違ったはずです。
いかなるルールにおいても
きちっとメリット・デメリットを考えながら丁寧に打つ、
という麻雀の大原則に戻ることが、上達への近道だと私は思います。
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うーーん麻雀怖いですねぇ