対面が切った3pを上家がカン3pでチー、と仕掛けた場面。
このとき、上家は即座に「チー」としました。
実は、この時点で上家に4pがないことがわかります。
「ラグ読み」というネット麻雀特有の読みなのですが、
たとえば
24456p といった形なら
45pでチーすることは「操作上」、可能です。
もちろん実際にする人はいませんが( ̄▽ ̄;)
つまり、これ以上4pは上家に存在しない、ということです。
(これは赤ナシだけど、赤アリだったら赤5pの有無もわかります。)
ということで
食い三色といった、レアケースが絡まない限りは
この時点でほぼ2000点の仕掛けだと確定します。
2000点とわかったところで・・・
次順
白を打って、差し込みました。
主な理由は、3点です。
1.この局のテーマはダントツがいる以上、2着取りがメイン
2.上家はほぼ白バックの2000点が確定している
3.下家は2pを引っ張り最終手出しとしているので、下家のドラ対子の可能性がそこそこ高い。
4.対面が打3pとして、若干粘っている印象を受ける。
テンパイはなさそうだが、一人ノーテンとなる可能性も低くない。
局面も終盤に差し掛かり、
下家の満ツモ(これが一番いや!)や
1人ノーテンで4000点差ひっくり返る展開になるとダルいんで、
対面が満ツモ条件にはなりますが
白で差し込みました。
ラグ読みは、リアルでも中級者程度までなら応用可能です。
また、南3局以降のアシスト・差し込みは成績に直結するとても重要な技術です。
ということで、頭の引き出しに入れておくといいかもしれません。
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