おひさしぶりです!部長の野々宮です。
しばらくブログ書いてなかったので、
テスト勉強もだるいですし、たまにはいいかなということで書いてみようと思います。
今日は鳴き対応についてです。
平凡なことを書くのもあれなんで、わりとレベル高めの内容で行きたいと思います。
さぁ、下の場面 何を切りますか?そしてどのように打ちますか?
ちなみに画像にも書いていますが
下家は 南ポン 打9p、次巡 6pツモ切り、8sポン 打6s としています。
(暗い影のついた捨て牌はツモ切り、明るい牌は手出し牌です。)
打牌候補は 7m か 6p といったところでしょうか。
牌効率でいうと、打7mが正着でしょうが、それは今回扱いません。
さて、下家の河に違和感があります。
みなさんは感じましたか?
それは、
前順の手出し8pです。
これは認識しといたほうが
絶対役立ちます
以前の記事から何度も出しまして来ましたが、これは「
スライド(もしくは空切り)」です
1年生は初めてかと思うんで説明すると、
スライド とは
678p 5pツモ ⇒ 567p 打8p
上記のような ツモの筋牌が切りだされる現象です。
で、
空切り(からぎり)は
678p 8pツモ ⇒ 678p 手出しで8p切り
と切られることです。
・・・で、画像の場面に戻ると
これは空切りの可能性もありますが、 ほぼスライドでしょう。
なぜなら空切りだった場合
678pから8pを手出ししてしまうと、その部分にメンツがあることを他家に知られてしまうからです。
鳳凰卓ともなると信頼できる打ち手が多くなるので、無駄な手出しをするひとも少なくなってきます。
よって、これは678p→567pのスライド と判断していいでしょう。
これから何がわかるか。
1.
ピンズ待ちはほぼない ということです。
25p待ちだとしたら 34pがなければいけないので
下家の手牌はスライドによって 34 + 567p という形になったことになります。
しかし
それでは258p待ちとなり、フリテンになってしまいますよね
2.
5pが自分から2枚見えている ということです。(対面の5pと下家の5p)
これは当たり前ですかね笑
ただ自分に446pというターツがある以上、この情報はとても重要です。
というわけで、上記の点を考慮して
下家の待ちは25s、47s、マンズ に絞られていて
5mや7mの危険度がかなり上がっているわけですから
私なら 打6p を選択します。
そして4pも通るので6p、4pと切って 手を進めていく方針で行きます。
自分は勝負手で、下家はそんなに高くなさそうでぜんぜん怖くないです。
ただ、下家に上がられると自分のアガリはなくなってしまうわけです。
なので、自分があがるために下家に対応し、アガリをめざすかんじです。
今回はちょっと理解しづらい部分もあったかもしれませんが、
何回か読んで身に付ければ、いつか必ず役立ちます。
長くなりましたが、それでは!
みんな夏休み入ったら天鳳うつんだよ~絶対うまくなるから!(*´ω`*)ノシ
参考までに。実際の牌姿です
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でも、時間制限あるなかでここまで考えるのは結構訓練が必要ですねw