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上家:發ポン打8s、6mチー打1m、1sチー打8p
(影がついている捨て牌はツモ切り)
※チーした8sは白のあとの手出し牌
待ち読み講座です。
これを機に
読みのおもしろさを知ってもらえたら嬉しいです+(0゚・∀・) +
さっそくですが、上家の待ちを読んで(絞り込んで)みましょう!
解説を読む前にゆっくり考えてみてください~
(; ・`д・´)<ぐぬぬ。ヒントがほしぃい…という方は↓
ヒント(下の空白欄をドラッグすると見られます):
上家は6mと1sを連続で鳴いています。
つまり、上家は打1m以降手牌が4枚になるまでツモっていません。
画像下に書いた上家の手順を追うと、それがわかると思います。
ということは、上家は2順前の8pをポンしなかったわけだから・・・∑(゜Д゜)ハッ!!
解説:
ヒントに記したとおり
上家は6mと1sを連続で鳴き、
打1m以降手牌が4枚になるまでツモってないことがポイント です。
上家の最終手出しは1sチーからの打8pです。
しかし、2巡前に私が切った8pをポンしておらず、
打2m以降、連続で鳴いているため、その後に8pを重ねた可能性も否定されます。
よって、この手出し8pから
「8pはトイツではなかった」
「8pは未完成ターツの関連牌だった」
ということがわかると思います。
(ただ、レアケースとして8p暗刻からの8p切りもあります。
上記の情報のみではわかりませんが、
ネット麻雀ではラグ読みで否定することも可能です)
以上のことを考慮すると
468p、668p、899p、89pからの8p切りであると絞り込めると思います。
次に各候補を見ていくと
2順目に1p切り。
その後、手出しでオタ風の西を切っていることから4pを持っている可能性が少し上昇。
9pが自分から2枚見えていることから899pや89pの可能性は低下します。
以上より総合的に判断すると、
本命はカン5p待ち。
他は可能性の高いほうから順に、
6pと何かのシャンポン待ち、9p単騎、9pシャンポン待ち
といった具合に絞れてくると思います。
あくまで確率的な根拠はなく個人的な感覚ではありますが、
それぞれの危険度は
5pが50%、6pが15%、9pが15%、
残りの20%は
その他(6pシャボの片割れ、8p暗刻になっていたケース、切り順ミスによるノイズ等)
というかんじだと思います。
補足として、もしこの後手出しで6p切りがあったら・・・
25p待ちの1点に絞っていいと思います。
そう、46pからの形に3pを引いてからのスライドですね(^ω^)b
また、上家の手は安いように見えます。トップを維持して局を回すため、
状況の変化次第では5pや9pの差し込みも視野に入れておくといいかと思います。
今回のまとめ
麻雀でよく見かける鳴き仕掛け。
そこには、待ちを読むための重大なヒントが転がり落ちてることも珍しくない!
まずは「犯人の遺留品がないか、探す」。
そこから始めよう!! (゚Д゚)?
掲載した局面の牌姿を載せておきますので、参考までに。
本命が、実際に待ちとなっていましたが、
解説したように他の可能性も十分ありえます!!(σ・∀・)σ
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