さて、下家から7sが出てきました。
もし、この場面に遭遇したら、何を考えますか?
ちょっとじーっと考えてみてください。
ちなみに、影がついている捨て牌はツモ切り牌ということです。
(ここでじっくり考えてみてください!)
※画像はクリックすると、大きく表示されます
まあパッと見は
「7sでてきたし、テンパイかイーシャンテンかなー」って感じだと思います。
だけど、この 5s→7sのカンチャン落とし には奇妙な点があります。
一見、57s落としっぽく見えますが、
もしそうなら7sを残すことなく、
57sと一気にカンチャンを落として、より安全な牌を抱えるはずです。
では他に7sを引っ張った可能性として考えられるのは
「
788sからの打7s」ですが、
7sを切る前に8sがでているにも関わらず
ポンされていないのでそれも否定されます。
となると濃厚となってくるのは、ズバリ
「
7sの空切り、もしくは567sからの4s引きスライド」
これが本線です。
これがわかったから、なんなのさ?(゜Д゜)
それはソウズの上でメンツはすでに完成しているということです。
つまり、ソウズはほぼ安全!!ってことです(^ω^)
45567からの44556へのスライドの場合、36sが当たりになる可能性があります。
しかし残りの5s2枚が自分から見えていますので、
36sが待ちになる可能性は、そこまで高くありません。
これがわかっていると副露への押し引き精度がだいぶ上がります。
この場合はテンパイなので、オリるってことはあんまりないんですけどね笑
ってことで危険牌としては、
36m、47m、58m(たまに25p) といった具合に絞れます。
順目が深くなり、このように2p・4mも切れてくると、、、
残るは
36m、58mの
2筋のみ。
ここまで待ちが絞れた今、テンパイとはいえ5mは、超危険(50%近くかな)。
終盤ということも加味し、ここは下家が前順に打った打4mを推奨します。
というわけで読みを入れると、選択や押し引きも変わってくるわけですね(^ω^)
参考までに実際の牌姿を最後に載せておきます。
まとめ
不自然な手出しは、空切り・スライドを疑え。
実際の牌姿
左 手出し7sの場面。4s引きからのスライドでした。
右 待ちはカン5mでした。両面待ちでこそなかったものの、マンズは相当危険です)
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